【インタビュー】浅沼直也、上田慎一郎、中泉裕矢の「カメ止め」クリエイター陣がトリプル共同監督『イソップの思うツボ』
中泉裕矢(撮影・大野洋介)
家族の仲は良いが友達はカメだけの内気な女子大生・亀田美羽。タレント家族の娘で、恋愛体質の女子大生・兎草早織。復讐代行屋の父とその日暮らしの生活を送る戌井小柚。まったく違う“ジャンル”を背負う3人の少女の物語が共鳴し合うにつれ、映画の展開は予測不能な方向へ。個性の違う3監督が各自を生かしつつ共同で演出するという、異例の手法が生み出したトリッキーさに翻弄されること必至。そんな監督たち自身は互いの“個性”をどうとらえているのかというと…。
上田「中泉さんはけっこう人情派でハートフルな人。浅沼さんはアーティストでありたい人というか“普通”を避ける人。その映画の演出方法として適しているかどうかよりまず“通常”を避ける、チャレンジングな人なんだと思う」
上田「中泉さんはけっこう人情派でハートフルな人。浅沼さんはアーティストでありたい人というか“普通”を避ける人。その映画の演出方法として適しているかどうかよりまず“通常”を避ける、チャレンジングな人なんだと思う」