12年ぶり修斗参戦の髙谷裕之を現王者・斎藤裕が迎撃【9・22 修斗】

髙谷を迎え撃つ斎藤裕
伝承か汚名返上か

 斎藤は今年5月のプロ修斗30周年記念大会で初参戦となったオランダのアギー・サルダリと対戦。ローキックを軸に下半身から揺さぶり、崩していく戦法でサルダリの膝を破壊するも、フィジカル面で勝るサルダリのプレッシャーを跳ね返す事ができず痛い黒星を喫した。今回の高谷というビッグネームとの対戦は王者として汚名返上の大きなチャンスとなる。

 一方の髙谷は2003年にプロ修斗でデビュー。その後、HERO’S、DREAMといったメジャーイベントで活躍し、DREAMではフェザー級王者に輝いた。しかしデビューから16年が経ち、キャリアの終焉を迎える日が近づいてきたのも事実。

 そんな髙谷に修斗は最大限の敬意を表し現役王者をぶつけてきた。今回の参戦にあたり髙谷は「若い選手たちに何かを伝えたい」と発言。戦いの中で培ってきたさまざまな経験とその生きざまを斎藤に伝承する戦いとなる。