RIZIN初参戦の水垣「日本のMMA史上過去最高の選手」と堀口を絶賛【8・18 RIZIN.18】

グラウンドで強烈なパウンドを落とす
早期の堀口戦実現へ「圧倒していい勝ち方をしたい」

 その状況でもケイプに勝てるという自信の表れかと思うと「格闘技に対する自信はもう全然なくて“弱いな”って思っている(笑)。ドミニク・クルーズにやられたあたりから、自分が強い選手だとは思えなくなった。だから成績もいまいち良くないのかもしれないんですけど、現実を受け止めて前に進むしかない。自分の格闘技に対する自信はとっくの昔にないですね(笑)」などとベテランらしい達観した考えを見せた。

 初参戦となるRIZINについては「MMAファンがたくさん見ているのと同時に、RIZINのファンという人もいると思う。そういうファンは僕のことは知らないと思うので、そういうファンにまずアピールする試合ができれば。ちょうどケイプというRIZINでも何試合もしている目立っている選手の1人とやれるので」と今回の試合はRIZINファンへの名刺代わりの一戦といったところ。しかし「まあツイッターで絡まれて、こっちも絡み返せればいいんですけど、ちょっと苦手でそういうことができなかったんで(笑)。“ごめん、ケイプ”と思いながらやってるんですけど(笑)」と変わらぬ自然体で続けた。

 RIZINへは堀口恭司との対戦を見据えての参戦となる。ケイプ戦は今後に向けての物差しとなる試合となるのだが「いい勝ち方ができればいいかなと思うんですが、まず勝つということが一番大事。まずRIZINで自分の強さを示さないとな、という思いがある。そのうえでいい勝ち方ができれば。でも堀口選手との試合をなるべく早く実現させるために、圧倒していい勝ち方をしたいという気持ちはある」と話した。