初来日のタロン・エガートン、日本のファンのサプライズに大興奮



 そんなタロンは「黒澤明監督が“多くの映画監督は映画を作るときに心ではなく頭を使っている”と言っていたという話を思い出したんですけど、この映画も、悲しいエピソードが描かれたりやエルトンの素晴らしい音楽を称える内容を盛り込みつつ、とにかくこの映画を撮っているとき僕らは喜びや愛に満ちた最高の時間を過ごしていたんです。関わった人みんなの心がこもった作品になっています」と本作への思いを語り「この映画は人間の、人間らしい、人間くさい作品なので世界中の人に共感してもらえているんだと思います。エルトンは成功した人だけど僕らと同じような苦しみを抱えていました。彼のような成功者だったり薬物依存である必要もなく、人間らしさに共感してもらえれば」とアピールした。