【インタビュー】CrazyBoy LAライブで確かな手応え!新曲『PINK DIAMOND』リリース



——ダンスミュージックにもいろいろなタイプのものがあって、この楽曲はストリングスだったり、楽曲のアレンジメントだったり、豊かな印象です。

 イントロはストリングスを使ってバイオリンのような音で始まるんです。最近クラシックも聴くんです。普段の生活のなかでそういった音楽を聴いていたから、そういったアイデアや発想も生まれたりするんだと思います。たくさん曲を作っていた時期と、その経験があったからこそ、今の自分に出会えた。それを通して全部に磨きをかけ精査して、自分の魅力も含めて、全部のピースをダイアモンドにできたかなと思いますね。

——曲名のダイアモンドってそういう意味が……!

 最初は『BLACK DIAMOND』っていうタイトルだったんです。臣が『BLUE SAPPHIRE』を出していたのも頭に残っていたりして、石の名前で出したいなっていうのは頭の中にはあって。それで、曲を作っている時にふと、「ダイアモンドみたいな輝きになりそう」って思って。この曲は、ダイアモンドをベースにできているんです。曲の途中に入っているキランっていう音はダイアモンドの光る音だったり。

———色がピンクになったのは?

 この曲は自分が女性を追いかける恋愛ソング。そこでピンクがついてきました。ピンク=女性の色っていうイメージもありますし、実際にピンクダイアモンドもあるし。ピンクダイアモンドは一番高価なダイアモンド。自分が追いかける女性も一番だと思いたいですし。

———女性を追いかける恋愛ソングという発想はどこから?

 この曲を作っている時に、『Mr.&Mrs Smith』という映画が頭に浮かんだんです。あの感じすごく良いなと思って、危険な恋をテーマにしているんですけど、結局最後はくっついて。あの映画は個人的にもすごく好きなんです。そこからもインスピレーションを受けて、好きな女性を追いかける気持ちをダンストラックにのせたいと思いました。それで、君が欲しいって女性にアプローチするダンスミュージックが生まれたんですけど、そもそもこういうサウンドでそれって成立するのかな?と思ったりもしたんですけど、その内容にメロディーがついてきたり、高音のパートがあったりで、伝わる内容になったかなと思います。ミュージックビデオを見てもらえるとより分かるかな。