皇治が延長にもつれ込む熱戦の末、大岩を振り切る【8・24 K-1大阪】

(撮影・蔦野裕)
本戦では1-0で皇治。延長でも2人が支持

 試合は1Rから激しい打ち合いが続く。大岩がプレッシャーをかけコーナーやロープに皇治を追い詰めるが、皇治はガードをしっかりと固め、その猛攻をしのいではカウンターを狙っていく。

 スタミナが心配された大岩だったが、終盤になっても動きは鈍らない。しかし皇治も持ち前のスタミナを発揮し、2R以降は手数で上回っていく。

 大岩がコーナーに詰める場面も多く、ジャッジが難しいラウンドが続いたまま、あっという間に3Rが終了。

 判定は1人が皇治を支持したものの、2人がドローで延長へ。

 延長ラウンドもプレッシャーをかけて詰めてはパンチを連打する大岩と、下がりながらも手数で上回る皇治という展開は変わらず、最後まで2人は手を休めない。

 今回も判定が難しいラウンドとなったが、2人が皇治を支持。皇治が判定ながら難敵の大岩を破った。