大金星の愛鷹が「彼がベルトを持っていちゃいけない」とベルト獲りを宣言【8・24 K-1大阪】

カリミアンに辛らつな意見を放った愛鷹
“澄んだ目をしていて優しい人”初めて見当違いだった

「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~日本vs世界・5対5&スペシャル・スーパーファイトin大阪~」(8月24日、大阪・エディオンアリーナ大阪)の一夜明け会見が8月25日、大阪市内で開催された。

「日本vs世界・5対5」で現クルーザー級王者のシナ・カリミアンと対戦した愛鷹亮は3Rに強烈な右フックでKO勝ちの大金星を挙げた。

 愛鷹は「リングで向かい合った時は身長差があってプレッシャーもあったが、日本人で彼を倒すのは自分しかいないと代表にも言われていたし、自分でもそう思っていた。気持ちを強く持って前へ前へ出て、3Rで倒すことができた。勝った後に飛び跳ねて喜んで、そのあとに泣いちゃったりとかして…。普段はあまり感情を出さないタイプなんですが、情緒不安定なんじゃないかと思われるくらい、それくらいリングにはパワーがあるんだなと昨日は改めて思った。亮コールも起きてうれしかった」などと改めて試合を振り返った。

 試合後にタイトル挑戦を表明したのだが「今回はスーパーファイト。タイトルがかかっていたらカリミアン選手もモチベーションが変わってくると思うし、その時はもっと強いと思う。それをもっと自分が強い気持ちで倒して、日本人でも重量級で通用するということを証明して、みんなに力を分けられたらなと思う」などと改めて挑戦をアピールした。

 カリミアンは失神KOから回復後、記憶を失っていたことから現状を認識できず、なかなかリングを降りないといった行動があったのだが、こういったカリミアンの行いに愛鷹は「前日会見で目を見て“澄んだ目をしていて優しい人だ”ということを言ったが、ちょっと見当違いだったみたい。控室で暴れたりとかK-1チャンピオンがそういうことをしたらダメなんじゃないかと思う。だから彼がベルトを持っていちゃいけないと思うんで、僕がベルトを取ります」と王座獲りも宣言した。