劇団 EXILE、9人揃って初舞台!1月に『勇者のために鐘は鳴る』



 秋山は「劇団EXILEができて約12年になります。9人体制になってから5年になるんですけれども、その間、全員出演の舞台をやったことがなかった。来年はLDH PERFECT YEAR。メンバー発信で舞台をさせていただくことになりました。最後まで全員で能動的に作って楽しい舞台をお届けできたらと思っている」。また「ハッピーで楽しい気持ちになれるような舞台を作っていきたい」と話した。

 舞台は、気がついたらゲームの中の世界にはいっていた9人の男たちによる物語。元の世界に戻ろうと、勇者になってモンスターを倒しながらゴールを目指し、冒険のなかで大切なことに気づいていくが……。ゴールに近づいた時の9人の運命が大きく揺れ動いて…。

 秋山が「メンバー発信」というようにメンバー自らプロデュースする舞台。定期的に集まって会議を重ね、脚本や演出などについても意見を交わしているという。青柳は「歌だったり、プロデュースしたり、本を書いたり、それぞれ活動してきたことを生かして、みんなを楽しませるような舞台にしたい」。八木が「全員で集まってやるのが楽しみ。稽古の段階からいろいろ試していきたい。楽しい稽古になれば」と話すと、鈴木が「将康さんがすごい飛び道具になりそうな予感がしている」と話し、笑わせた。

左から、鈴木伸之、青柳翔、町田啓太。メンバーも驚いた髪の色で登場した町田は「本番はもっと……」
 個々の活動が多い。鈴木、町田、佐藤は舞台は久しぶりで、それぞれ6年、7年、4年ぶり。「……正直、足がすくんでおります」という鈴木に、青柳らメンバーは「うそつけ」と大笑いだった。

 町田は「全員が全員まったく違う個性を持っている。全員輝いておもしろみのあるキャラクターをやると思うので楽しみにしてほしい。エンタメ要素を強く出したいというメンバーの意向があって、歌だったり、ダンスだったり、もしかしたら来られた方たちはビックリするかもしれないですけど、挑戦して真前のめりでやっていきたいと思う」。

 SWAYは、「勇人はリフティングが上手いし、小澤さんはブレイクダンスがすごいし……」とメンバーそれぞれの個性を列挙すると「9人で魅せられるエンターテインメントの力は幅広いと思う。みんなが何ができるかっていうのを出し合って、僕たちにしか作れない舞台を作りたいと思う」と、話した。

左から、SWAY、小野塚勇人、小澤雄太
 2020年は、LDHが6年に1度展開しているエンタテイメントの集大成となるPEFECT YEAR。「LDH PERFECT YEAR」のもと、LDH総合エンタテインメントの祭典として、劇団EXILEの公演をはじめ音楽ライブなどで史上最大規模の動員数300万人想定での開催を予定している。

 東京公演は2020年1月24日~2月2日までTBS赤坂ACTシアターで。大阪公演は2020年2月13日~2月16日まで梅田芸術劇場メインホールで。チケットの一般発売は11月30日。

左から、秋山真太郎、八木将康、佐藤寛太。飛ぶ演出を提案された八木は「求められるならば……」と含みを持たせた
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