2年目のTリーグ開幕。前年覇者の木下マイスター東京が岡山との接戦制す【8・29 Tリーグ】

水谷、侯が連勝で木下が2－1とリード

　第2マッチは木下の水谷隼と岡山の吉村和弘のシングルス。

　第1ゲーム、水谷は立て続けに5ポイントを先取し、ペースを握ると終盤、豪快なスマッシュを決め第1ゲームを先取。

　水谷は第2ゲームも豪快なスマッシュを連発して先制。しかし吉村も水谷のミスも誘い追いつき逆転。しかし水谷はそこから立て続けに6ポイントを取り返し、最後は11-6で2ゲームも連取。

　第3ゲームになっても水谷の勢いは止まらない。序盤こそ食らいついた吉村だったが、タイムアウト後も盛り返すことはできず、水谷が11-8で制し、3-0のストレートで勝利を収めた。

　これで木下は1勝1敗のタイに戻した。

　第3マッチは木下の侯英超と岡山の町飛鳥のシングルス。

　侯は町の攻撃を得意のカットで返していくが、町の足の長いレシーブに手こずりポイントを失ってしまい、第1ゲームは11-6で町が先取。

　しかし第2ゲームは侯が本領発揮。カットが絶妙な距離で決まり出すと、町はミスを連発。最後は侯がスマッシュを決め、11-7で取り返した。

　第3ゲームになるとますます侯のカットが冴え渡り、根負けした町はミスを重ね、第3ゲームは11-8、第4ゲームも11-7で侯が取り3-1で侯が逆転勝ち。木下は2勝1敗とした。