ロバート秋山、米アポロシアター出演ねらう「見てろよ、アメリカ！」

　満5歳以上で世界に通用するパフォーマーなら誰でもエントリーすることができる。決勝ラウンドの優勝者は賞金100万円と、11月27日にニューヨークのアポロシアターで行われる『アマチュア ナイト スーパー・トップ・ドッグ』に、アジア人初のゲストとして参加する権利が与えられる。秋山は「俺たちのレベルの高い笑いを見てろよ、アメリカ！」。すかさず、ロバートの山本博が「日本語じゃ届かない」と、笑いながら適格に突っ込んだ。

　世界を目指すトレエンの斎藤も「日本のもいいけど、チャンスがあれば、直で（アポロシアターに）行ってみたい」。

　それに刺激されたのか出演を決意表明をしたいと、DJ機材を持たずにナイロンを擦って活動するNYLON DJとそのファンも登壇。圧倒的なDJプレーに、ついにはTAKAHIROが本気で踊りだし、トレエン斎藤もラップで参加。客席も体を揺らした。

　アポロシアターはニューヨークのハーレム地区にあるエンターテインメント劇場。今年創立85周年を迎え、毎週水曜日に行われている『アマチュアナイト』はプロへの登竜門として知られ、エラ・フィッツジェラルド、スティーヴィ―・ワンダー、マイケル・ジャクソン、ルーサー・ヴァンドロス、ローリン・ヒルなどのスターを輩出している。

　TAKAHIROは「アポロシアターは“Not tell me, just show me”。経歴はいい、ただ見せて下さいなんです。チャンスを掴みたいと思っていて、できるかも知れないと思っているなら、世界への扉がここにある。初めの一歩が世界につながる一歩。ぜひ挑戦してみてください」と、力強くPR。

「何かしらの形で出ようと思ったんですけど、まだ何していいか分からない」と、トレエンのたかし。すると、斎藤は「だけど、とりあえず思うのは、I’m knocking on your door!　とにかくドアを叩いてみようと」と熱っぽく語ると、「L⇔R？　懐かしいな」と会場中から笑い声が上がっていた。

『アポロ アマチュアナイト ジャパン 2019』はへのエントリーは現在受付中。参加者は動画による1次予選を経て、東京と大阪で行われる2次予選『SHOW OFF』に進める。決勝ラウンド『TOP DOG』は、11月13日に大阪のCOOL JAPAN PARK OSAKA TTホールで行われる。