横浜流星がなくしたものは「いきがっていた自分」。飯豊は「童心をなくした」



 そして横浜が「僕は何もなくしていません。ただ横浜流星がなくしたものを知っています」と思わせぶりに切り出すと「それは、いきがっていた自分です。今、こんな感じですが中高はちょっとカッコつけていきがっていたんです」と告白。同じ学校出身で、当時の横浜を知る飯豊らは「それ言っていいの」と顔を見合わせニヤリ。横浜は真剣な表情を崩さず「ただ、振り返るとあのころの自分はすごく輝いていたように思う。あのときがあったから今があると、いきがっていた自分を受け入れて、これからも進んでいこうと思います。この作品を見て、どんな自分も受け入れようと思いました」と作品アピールにつなげつつ「最後、ざんげみたいになっていましたね」と苦笑。

 最後に横浜は「自分と向き合って受け入れていくという物語でもあるので、この作品を通して、皆さんも自分自身のことを好きになってくれたら」とアピールした。

 映画『いなくなれ、群青』は全国公開中。
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