【EXILE TETSUYA連載 DANCEの道】第86回「粋になりたい」

EXILE TETSUYA
 ホップステップジャンプ…と見せかけて、ホップステップバック!! リハビリって、まぁそんなものですよねぇ(笑)。

 もちろん左膝の術後の経過とリハビリは順調ではありますが、なかなか歯がゆいものです。三歩進んで二歩下がる。やり過ぎてもよくないし、やらなくてもダメ、、、とにかくずっと前向いて地道にやるしかないのです。。

 しかし!! ちょっとずつではありますが、踊れるようになってきているのも事実です^_^

 そんな中、先日、東京の駒沢公園で行われた、イベント 「BIG BON ODORI」 のプロデュースをした、 ÜSAさんに誘っていただき、日本のカルチャーである盆踊り大会を、音や振り付けを変えて、新しい形で表現できたのですが、久しぶりにステージでたくさんの人前で踊る事ができて、本当に楽しくてうれしかったです↑↑

 以前から、いつか新しいお祭りを作りたいと話していたÜSAさんの夢が叶った瞬間に立ち会えたのもうれしかったですし、2日間で3万人の人が訪れた中には、大人も子どもも、外国人もみんなで“和”になって踊っていて、改めて日本の踊るというカルチャーに感動しました!

 ところでみなさん、お神輿を担ぐ時の掛け声の、ワッショイって…和っしょい…

「和を背負う」って意味だと知っていましたか? 諸説ありますが、みんなで1つになって和を背負う、日本を背負うみたいな意味なのですが、これって素敵じゃないですか?? 日本語って奥深いなぁと勉強になりました。

 これから1人でも多くの人と踊りながら和っしょいする事が、日本を元気にしますし、何より楽しいし、素敵な日本語で表現すると、「粋」ってヤツですね!!

 粋を調べてみると、、、気性、態度、身なりがあか抜けてしていて、自然な色気の感じられる様、と書いてありました。なかなか簡単にそうなれるものではありませんね(笑)。

 それでも、なんだか久しぶりに心まで踊る言葉に出会えたので、「和っしょい」しながら、粋な男になれるように頑張りたいと思います!

 そしてそして、ローソン マチカフェさんとのコラボドリンク『アメージングアイスキャラメルラテ』を飲んでいただいた全国の皆々様、とてつもない感動と、心からの感謝をこの場所をお借りしてお伝えさせていただきます。

 まだもう少し販売しているところもありますが、全国に咲いたアメージングな花が、たくさんの方々の笑顔にそっと寄り添えていたら、何よりの幸せです。

 これに驕る事なく初心を忘れずに、いつかまたコラボさせていただけるように、コーヒー屋さんとしても、EXILEとしても精進していきたいと思いますので、どうかよろしくお願い致します。

 そして、そんなAMAZING COFFEEを立ち上げてから4年が経ち、さまざまな事に挑戦してきましたが今回、ファンクラブの中からCOFFEE部が立ち上がりました。コーヒーフリークなファンの皆さんと、もっと濃ゆい時間と空間、そしてテイストを楽しめる機会という事で、まず第一回目の部活動は、普段からお店に来ていただいたり、楽しんでくださる皆さんに、直接感謝を伝えるパーティーを開く事になりました。

 今回は、AMAZING COFFEEのプロデューサーとして、初めて自身で直接コスタリカの農園に行き豆を買い付けして、パーティーに届けるので、それをいち早くテイスティングしていただこうと思っております。他にも美味しいお食事と、楽しい時間をたっぷりお届けしていこうと思いますので、ぜひチェックしてみてください。

 こういった企画や機会も、LDHやEXILE、そして各グループがあっての事なので、環境に感謝しながら楽しみたいと思いますし、今年も後半になりあっという間に年末が来てしまいそうですが、2020年はカウントダウンライブを皮切りに、LDH PERFECT YEAR 2020が控えていますし、全アーティスト、全コンテンツで、日本を粋に元気に。“和っしょい”していきたいと思いますので、ぜひぜひぜひ楽しみにしていてください。(^o^)v
EXILE TETSUYA
1981年生まれ。神奈川県出身のパフォーマー。2007年、新生 J Soul Brothers のメンバーに抜擢され、2009年 3月1日にEXILE 第三章 メンバーとして加入。また、個人活動として 2011年に月刊 EXILE にて、自身が所長を務め『EXILE パフォーマンス研究所』の連載を開始する。2014年4月より淑徳大学人文学部表現学科の客員教授を務めたり、自身の研究を深めるため、早稲田大学院 スポーツ科学研究科にて『必修化以降の中学校における現代的リズムのダンス授業の現状と処方箋』というテーマで修士論文賞を受賞し修士過程を卒業。その他さまざまな活動を展開し、エンターテインメントの可能性を広げている