松尾スズキが芸術監督に就任。「シアターコクーンを不真面目な色気のある劇場にしたい」
「今までの監督がやっていないことをやりたい」と話した松尾
「人間にとって苦痛である“暇”を和らげるのは一つの文化」
また「渋谷というのは食堂街があって、ファッション街があって、映画館があってと暇をつぶすにはもってこいの街。その渋谷の奥にどんとお城のように構えて、暇をつぶす最高の劇場がある、というふうに思っている。暇をつぶすというと軽く聞こえるかもしれないが、暇というのは大したもので、禁錮刑というのは暇を与えるための罰。暇というのは罰にもなりえるくらい人間にとって苦痛なもの。それを和らげるのはひとつの文化だと思っています」などとも話した。
新監督の方向性としては国内の劇作家の新作公演を中心に、松尾の過去の作品をさまざまな演出家が手掛ける作品を上演することが多くなりそう。
具体的なラインアップとしては新芸術監督就任後の第1弾として今年12月に『キレイ-神様と待ち合わせした女-』が4回目の上演。来年は2月に鄭義信の新作、5月に松尾の旧作をノゾエ征爾が演出する作品、6月に赤堀雅秋の新作、10月に松尾の新作、12月に三浦大輔の新作が発表された。8、9月には「DISCOVER WORLD THEATREシリーズ」も開催される。
また松尾は「コクーンという遊び場を与えてもらったと思っている。そこで今までやったことのない実験ができるかなと考えている。在任中は例えばレビューショーみたいなものや今までの監督がやっていないことをやりたい」と演劇とは違う「エンターテインメントショー」的なものも計画しているよう。
また「渋谷というのは食堂街があって、ファッション街があって、映画館があってと暇をつぶすにはもってこいの街。その渋谷の奥にどんとお城のように構えて、暇をつぶす最高の劇場がある、というふうに思っている。暇をつぶすというと軽く聞こえるかもしれないが、暇というのは大したもので、禁錮刑というのは暇を与えるための罰。暇というのは罰にもなりえるくらい人間にとって苦痛なもの。それを和らげるのはひとつの文化だと思っています」などとも話した。
新監督の方向性としては国内の劇作家の新作公演を中心に、松尾の過去の作品をさまざまな演出家が手掛ける作品を上演することが多くなりそう。
具体的なラインアップとしては新芸術監督就任後の第1弾として今年12月に『キレイ-神様と待ち合わせした女-』が4回目の上演。来年は2月に鄭義信の新作、5月に松尾の旧作をノゾエ征爾が演出する作品、6月に赤堀雅秋の新作、10月に松尾の新作、12月に三浦大輔の新作が発表された。8、9月には「DISCOVER WORLD THEATREシリーズ」も開催される。
また松尾は「コクーンという遊び場を与えてもらったと思っている。そこで今までやったことのない実験ができるかなと考えている。在任中は例えばレビューショーみたいなものや今までの監督がやっていないことをやりたい」と演劇とは違う「エンターテインメントショー」的なものも計画しているよう。