田中要次「この番組に導かれたのかな」紀行番組『離島酒場』3代目旅人に就任

架空の盃を片手にポーズを決める田中要次
 CS放送の旅専門チャンネル「旅チャンネル」にて、各地の離島を訪ねて地元の居酒屋で島ならではの酒と肴を味わう紀行番組『離島酒場』。11月から放送する新シリーズ、シーズンIIIのナビゲーターが俳優の田中要次に決定した。初回放送となる礼文島ロケを終えた田中が都内で取材会に登場し、旅好きの間で近年人気上昇中の離島の魅力と、番組にかける意気込みを語った。

 今回の旅では北海道の稚内沖に浮かぶ礼文島を回ったという田中。離島について「都会ほど交通の便がいいわけではなく、朝に飛行機や船が出なかったら1日動けなかったりする。島にいたらタイトなテンポで生活していると対応できないし、時間に対する大らかさがないと生きていけない」と語る。

 実際に旅の洗礼も受けたそうで「ロケが終わった翌日の朝イチの飛行機で千歳空港に飛ぶはずだったんですが、欠航になってしまって。その日のうちに東京に戻るのは難しいと思っていたら、この番組の構成作家さんが時刻表を見るのが得意な方で。フェリーを乗り継いで稚内に行くと羽田の直行便に乗れるというルートを編み出してくれて、もっと早く帰れました(笑)」。離島ではそうしたハプニングも醍醐味といい、「帰ってくるまでを表現したほうが盛り上がったりしてね(笑)」とニヤリ。
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