ONE初勝利を目指し「覚悟は決まった。真っ向勝負」の岡見に秋山が「怪我はしないで」と親心

実はゲームが苦手だった岡見。左は司会を務めた赤平アナ
秋山の「頭を動かすeスポーツは私たちとアスリートとして同じ」

 また秋山はeスポーツについて「日本の人たちの中ではまだまだ認知度が低い。自分は体を動かすアスリートとして思うのは、私たちは体を動かすアスリートとして認知されているが頭も使ってやっている。eスポーツのアスリートは体はあまり動かしていないかもしれないが頭を動かしている。人間として体を動かしてやっていることはアスリートとして同じだと思う。テレビの前でゲームをしていることで日本の人は“娯楽”という認知のままで肯定する人が少ない。世界では柔らかい頭で規模が大きくなって、オリンピック競技の候補にも挙がっている。もっともっと柔軟性を持ってeスポーツに取り組んで、アスリートを生み出してほしい。韓国がeスポーツで強いのは人口は日本の半分だがネットカフェが日本の10倍ある。柔道も日本が強いのは分母が大きいから。韓国はeスポーツをやっている人の分母が大きいし、それをアスリートとして認める文化を作っている。そういうこともあって韓国と日本の差がどんどん広がっている。日本にもっと頑張ってほしい」と韓国との比較をまじえ独自の考えを述べた。

 ジョビンや秋山のeスポーツに関する論考をうなずきながら聞いていた岡見は「勢いがあるのは聞いていた。秋山さんとジョビンさんの話を聞いて勉強になった。やってみようと思った(笑)。子供の頃はストリートファイターもやっていたが、全然勝てなかった。勝てないとはまらない。格闘技も負けている時は面白くない(笑)。そこはつながっているかなと思う(笑)」と“ゲームをあまりやらない”者の視点でポツリ。会場の笑いを誘った。