西京の王座に挑戦のぺタスが「3度目はない」と不退転の決意【9・16 K-1 KRUSH】

ベルトへの並々ならぬ思いを感じさせるぺタス
世代間抗争ではなく「実力がある者同士の試合」

 ぺタスは現在27歳で30戦のキャリアを誇る。対する西京は18歳。先日行われたK-1横浜大会の会見で卜部弘嵩が20代前半の選手との戦いについて「対新世代」というテーマを掲げたのだがぺタスは「僕はもう27歳ですが、まだ若いと思っているし、成長していると思っているし、まだまだ伸びしろはあると思っている。年齢にとらわれてはいない。西京選手は若くていい選手だとは思うが新世代とは思わないし、僕は自分のことをベテランとも思っていない。ただ実力がある者同士が戦うとしか思っていない」とし、一般的に若い選手に伸びしろを感じる風潮には「若い選手のほうが成長力があると思われがちだが、僕は格闘技歴が全然なく、僕より西京選手のほうが格闘技歴は長いと思う。そこに追いつけるように練習をしてきている。現役が長くなればなるほど、僕のほうが成長する率は高いんじゃないかと思っている」と真っ向反論した。

 またこの試合はタイトルマッチでもあり、リベンジマッチでもあるというテーマが豊富な試合となるが、ぺタスは「僕は本当にKRUSHのベルトが欲しいと思っていた。プロデビューしてから7年間追い続けてきたベルトなので絶対に獲りたいと思っている。もしここで負けて、3度目というのはやりたくないので、絶対に負けない。ここで勝って、自分が一番強いということを証明したい。明日は何があっても僕がチャンピオンベルトを獲るので、信じて応援してください」と改めてKRUSHのベルトへの思いを語った。

 西京も「同じ相手には2回負けられない。しっかり勝って次につながるような試合がしたい。明日は必ず、リベンジと防衛を果たします」と応じた。
「K-1 KRUSH FIGHT.105」(9月16日、東京・後楽園ホール)
◆プレリミナリーファイト第1試合 K-1 KRUSH FIGHTフェザー級/3分3R
八木正樹(ジムWSRフェアテックス三ノ輪)VS水津空良(優弥道場)

◆プレリミナリーファイト第2試合 K-1 KRUSH FIGHTバンタム級/3分3R
藤田和希(K-1ジム目黒TEAM TIGER)vs鈴木力也(K-1ジム総本部チームペガサス)

◆プレリミナリーファイト第3試合 K-1 KRUSH FIGHTフェザー級/3分3R
足利和正(TEAM Aimhigh)VS藤田義文(優弥道場)


◆第1試合 K-1 KRUSH FIGHTフェザー級/3分3R・延長1R
倉崎昌史(GET OVER)vs安達元貴(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)

◆第2試合 K-1 KRUSH FIGHTライト級/3分3R・延長1R
竹内悠希(K-1ジム五反田チームキングス)vs関川和将(DTS GYM)

◆第3試合 K-1 KRUSH FIGHTスーパー・ライト級/3分3R・延長1R
寺島 輝(TANG TANG FIGHT CLUB)vs周藤亮太(Fighting Kairos)

◆第4試合 K-1 KRUSH FIGHTスーパー・ライト級/3分3R・延長1R
山際和希(谷山ジム)vs松本篤人(バンゲリングベイ・スピリット)

◆第5試合 K-1 KRUSH FIGHTフェザー級/3分3R・延長1R
伊澤 波人(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)vs髙橋直輝(若獅子会館)

◆第6試合 K-1 KRUSH FIGHTスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
友尊(TEAM K/BLUE DOG GYM)vs西元也史(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)

◆第7試合 K-1 KRUSH FIGHTライト級/3分3R・延長1R
里見 柚己(K-1 GYM横浜infinity)vs横山 巧(リーブルロア)

◆セミファイナル(第8試合) K-1 KRUSH FIGHTライト級/3分3R・延長1R
大沢 文也(TANG TANG FIGHT CLUB)vsワン・ジーウェイ(中国/遼寧創新ジム)

◆メインイベント(第9試合) K-1 KRUSH
FIGHTスーパー・フェザー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
西京佑馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)vsレオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM
TOP ZEROS)
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