KOされた大沢が反則勝ち。横山は予告通りに里見をKO【9・16 K-1 KRUSH】

横山が2度のダウンを奪って完勝(撮影・荒木理臣)
横山「次、タイトルマッチお願いします」

 里見柚己vs横山巧の一戦は1R2分47秒、KOで横山が勝利を収めた。

「サウスポーには負けたことがない」と豪語した横山はその言葉の通り、序盤から右フック、右ハイ、右ボディーブロー、二段蹴りの左ハイと多彩な攻撃で里見を翻弄。里見も左のストレート、ミドルキックで反撃するも横山は余裕で受け流す。

 里見が踏み込んで左のミドルを放ったところで横山の左フックがカウンターでズバリ。最初のダウンを奪う。

 そして立ち上がった里見に横山が一気にラッシュ。なんとかこのラウンドをしのごうとガードを固めて、逃げる里見だったが、横山のパンチは止まらない。最後はコーナーに詰めた里見のボディーに強烈な左ボディーを叩き込むと里見はたまらずダウン。レフェリーが試合を止めた。

 横山は試合後のリングで「僕が言うことはただ一つです。次、タイトルマッチお願いします」とタイトル挑戦をアピールした。
スーパー・ライト級戦で松本篤人(右)が山際和希に延長の末、判定勝ちを収めた(撮影・荒木理臣)
「K-1 KRUSH FIGHT.105」(9月16日、東京・後楽園ホール)
◆プレリミナリーファイト第1試合 K-1 KRUSH FIGHTフェザー級/3分3R
△八木正樹(ジムWSRフェアテックス三ノ輪)(判定0-1=28-29、29-29、29-29)水津空良(優弥道場)三角

◆プレリミナリーファイト第2試合 K-1 KRUSH FIGHTバンタム級/3分3R
◯藤田和希(K-1ジム目黒TEAM TIGER)(判定2-0=30-29、29-29、30-29)鈴木力也(K-1ジム総本部チームペガサス)●

◆プレリミナリーファイト第3試合 K-1 KRUSH FIGHTフェザー級/3分3R
◯足利和正(TEAM Aimhigh)(3R2分19秒、KO)藤田義文(優弥道場)●


◆第1試合 K-1 KRUSH FIGHTフェザー級/3分3R・延長1R
●倉崎昌史(GET OVER)(判定2-1イコール30-29、29-30、30-29)安達元貴(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)◯

◆第2試合 K-1 KRUSH FIGHTライト級/3分3R・延長1R
●竹内悠希(K-1ジム五反田チームキングス)(1R41秒、KO)関川和将(DTS GYM)◯

◆第3試合 K-1 KRUSH FIGHTスーパー・ライト級/3分3R・延長1R
◯寺島 輝(TANG TANG FIGHT CLUB)(1R1分59秒、KO)周藤亮太(Fighting Kairos)●

◆第4試合 K-1 KRUSH FIGHTスーパー・ライト級/3分3R・延長1R
●山際和希(谷山ジム)(延長判定1-2 ※本戦0-0=30-30、29-29、29-29)松本篤人(バンゲリングベイ・スピリット)◯

◆第5試合 K-1 KRUSH FIGHTフェザー級/3分3R・延長1R
◯伊澤波人(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)(延長判定3-0イコール10-8、10-8、10-8 ※本戦0-1=29-30、29-29、29-29)髙橋直輝(若獅子会館)●

◆第6試合 K-1 KRUSH FIGHTスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
●友尊(TEAM K/BLUE DOG GYM)(1R1分52秒、KO)西元也史(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)◯

◆第7試合 K-1 KRUSH FIGHTライト級/3分3R・延長1R
●里見 柚己(K-1 GYM横浜infinity)(1R2分47秒、KO)横山 巧(リーブルロア)◯

◆セミファイナル(第8試合) K-1 KRUSH FIGHTライト級/3分3R・延長1R
◯大沢 文也(TANG TANG FIGHT CLUB)(1R2分21秒、反則)ワン・ジーウェイ(中国/遼寧創新ジム)●

◆メインイベント(第9試合) K-1 KRUSH FIGHTスーパー・フェザー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
●西京佑馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)(判定2-0=29-28、29-29、30-28)レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS)◯
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