初の女子王座を創設。11月大会から王座決定トーナメント開催【修斗】

インフィニティリーグは杉本恵(左)が勝ち点5で現在トップに立つ(撮影・小林郁人)
全日本アマ修斗選手権に女子選手が多数参戦

 欧州からは修斗公式戦を定期開催しているドイツのターニャ・ホフマン(ジャーマントップチーム)がエントリー。ターニャはRespect FCストロー級、AFSOドイツMMAの2本のタイトルを保持しているが今回修斗の初代女子王座トーナメントが開催されると聞きストロー級から階級を下げて参加を志願。空手をベースに戦うスタイルだが、フィジカル面では参加選手の中で最も優位であることは間違いない。

 そしてアジアからは韓国のイ・イェジ(TEAM J)の参戦が決定。7月の黒部三奈戦では敗れはしたものの、ギロチンチョークで黒部をあわやというところまで追い込むなどアグレッシブなファイトスタイルが評価され、今回のエントリーとなった。黒部へのリベンジと初代女王の座を狙う。

 その他の3名に関しては現在選考中。この選考に大きく関係してくるのが9月29日に行われる「全日本アマチュア修斗選手権大会」。

 女子初代王座新設が囁かれる中、今年はストロー級に過去最高の12名の選手がエントリー。試合内容によってはプロ昇格の可能性もあり、全日本選手権からわずか3試合で修斗の世界王者というシンデレラストーリーが実現する可能性もゼロではない。