『カメ止め』上田監督2作目主演は10年間で出演3本の無名俳優「両親も俳優だと知らなかった
「本作はここにいるキャストたちと一緒にゼロから作り上げた映画です。この大きな舞台に彼らとともに立つことができて“気絶しそうなほど”うれしいです」と上田監督。主人公・和人役の大澤数人は、上田監督から「気絶しないようにね」と茶々を入れられながら「僕がこんな大きなところで舞台挨拶をするとは…」と緊張の面持ち。
「必死で迷惑をかけないように、気絶しそうになりながらも頑張りました」と振り返った大澤。上田監督が「大澤くんは10年間で芝居をした経験が3本しかなくて、ご両親も役者をやっていると知らなかった。朝の情報番組で予告編が流れて初めて知ったそうです」と明かし、両親の反応を聞かれた大澤は「泣いて喜んでいました」とはにかんだ。