川尻達也「青木に激励されるようになるなんて俺も落ちたもんだ」【10・12 RIZIN.19】
3分×3Rのミット打ちをみっちりこなした後に
20秒×6Rの変則ミット打ちまで披露
周囲の「勝つのは厳しい」という空気に反発「なめんな」
試合を控えた現在の心境については「50戦以上やってるが、何回やっても怖い。正直、逃げ出したくなる時もあるけど、みんなが期待してくれているので、それに応えたいという気持ちでなんとか平常心を保っている。怖さというのは負けて自分を全否定される怖さ。対戦相手は同じ人間なんで怖くない。ここまで人生かけて20年戦って、積み上げてきたものがある。でも格闘技はたった一つの負けで全てを失ってしまう。その怖さはある。逆に拳一つで自分の目の前の世界を変えることもできるので、今回も自分の力で自分の世界を切り開きたい」などと現在の心境を吐露。
しかし「ファンや仲間もものすごく期待を込めて“頑張れ”と言ってくれているのは感じるが、それとは裏腹に、“期待はしているが川尻じゃ勝つのは厳しいだろう”という空気もいろいろなところから感じている。ファンも運営も近くにいる人からも。それには正直イラっとするし、なめられてると思うので、“舐めんな”というのをテーマに”なめんなジャパニーズMMA”って(笑)。どっかで聞いたことあるな(笑)。次の日くらいにそんなテーマの大会があった気がするけど、俺も一人だけ先に“舐めんなジャパニーズMMA”でやろうかな。ほんとむかつくんで」などと周囲に漂うムードに反発した。