年末にヒョードルがジャクソン相手に「日本ラストマッチ」【12・29 BELLATOR】

RIZINガールとのフォトセッションで笑顔のジャクソン

Bellatorはヒョードルとは新たに3試合の契約


 コーカー氏は会見後の囲み取材で「ヒョードルとは新たに3試合契約を結んで今回がその1試合目。流れ的には、世界を回る引退ツアーを組んでいきたい。日本で試合をするのはこれが最後だと思っています。日本の後はヨーロッパ、そして最後はロシアでやることを考えています。今回、日本でやる機会があったので第一弾を日本に持ってくるというのは自分の中でもそれしかないと思って、こういう決断をしました」と話した。

 なおこのカードがリングとケージのどちらで行われるかについてコーカー氏は「まだ決まっていない。近日中に2人と話して決めたい」と話すにとどめた。

 そして両団体のバンタム級2冠王の堀口恭司については「RIZINが年末にどう考えているかは分からないが、堀口にはアメリカで防衛戦をしてほしいと思っている」と話し、29日のBELLATORに堀口の出場をリクエストすることはないもよう。

 その後に囲み取材に応じた榊原CEOは「スコット個人としては“この試合はリングで見たい”とつぶやいているのを聞いた」と話した。ベラトールの大会自体はケージで行われるのだが、ベラトールでは15分ほどでリングからケージに替える技術を持っていることからこの試合をリングで行うのは可能なよう。

 また榊原氏はヒョードルvsジャクソンについて「ヒョードルの日本でのラストファイトは確定。これが見納め。PRIDE時代は階級が違ったので、我々もマッチメイクしようと思ったことはない。時が経って階級が同じヘビーになって、実現するカード。15年の時を経て、タイムスリップしてみんなに感激してもらえる機会になればと思う」などと話した。

 RIZINvsBellatorの対抗戦については「3vs3じゃ少ないので5vs5か7vs7。29日に3vs3で、31日に2vs2とか4vs4とか。これからスコットと組み上げていきたい」と話した。
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