大井競馬場『TOKYO MEGA ILLUMINATION 2019-2020』は雅な和イルミ!【イルミ2019/2020】



雅で儚い桜に包まれて……「江戸桜トンネル」



 会場内で最も人が多く、写真を撮る人々で賑わっていたのがこの「江戸桜トンネル」。遠くから見るとよくある光のアーチだが、このライト、一つひとつが桜をかたどっている。揺れる桜のように絶妙に変わる、桜のピンクと夜桜の青がなんとも美しい。近くで見ても、遠目で見ても美しい、日本らいい情緒の深い光のアートが体験できる。


10代の心も掴む?韓国映えなスポットも



 大きなイルミネーションスポット以外にも、若者の心を掴む映えスポットが。お土産売り場の前にはLEDの美しいバラ庭園が広がる。これが今日本でも人気の韓国の観光スポット・明洞聖堂の風景にも似ていると10代の中でな話題だ。

 さらに、江戸桜トンネルの近くには季節を問わない造花の藤棚が。フラワーウォールはインスタ映えスポットとしても根強く人気だ。夜に映える白と紫の藤棚に合わせて、あえて白い服を選んで来場している観光客も目立った。美しい花々に囲まれた写真は、古典的だがいつでも乙女の憧れだ。イルミネーション映えを狙うためにも、来場の際はぜひ明るめの服装を選ぶのがおすすめ。



すすめのインスタ映え写真は「江戸極彩棚田」の端から撮るショット!



 珍しい和風イルミネーションに、一通りどころか二通りはしっかり楽しんだ取材班。全体を通して、一番写真映えすると感じたスポットも紹介する。

 それがこちら。「江戸極彩棚田」の近くにある階段を登ると、棚田を見下ろすような形で、メガイルミ全体がよく見えるスポットがある。ここからなら、メガイルミ内で最も目立つイルミネーションである「虹の大噴水」もばっちり入れながら、遠目には赤い番傘イルミまで映るので、まさに「メガイルミ総集編」な写真を撮ることができる。

 有料スポットならではの、「混雑しすぎない」空間も写真を撮るのには非常にうれしい。オリンピックを前に日本的「映え」写真を撮るなら、メガイルミを訪れてみてほしい。

 ちなみに今年は去年より入場料を下げて大人1000円で入場することができるのもポイントだ。

(取材と文・ミクニシオリ)
TOKYO MEGA ILLUMINATION 2019-2020(東京メガイルミ)
【期間】~2020年3月29日(日)※天候や設備点検、競馬開催日程の変更により中止の場合もある
    ※~12月24日(火)原則、大井競馬開催日以外の全日
    ※2020年1月4日(土)~3月29日(日)原則、金・土・祝
【点灯時間】10月、1月24日(金)~2020年3月29日(日)は17時30分~21時30分。それ以外は16時30分~21時。
【料金】当日大人1000円、当日小人(小中高生)500円。前売大人800円、同小人400円。セット料金(場内クーポン500円分付き)大人1300円、同小人800円
【URL】https://tokyomegaillumi.jp/  
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