安保瑠輝也が前回の判定に不満たらたらのゲーオを「ダサい」と一刀両断【12・28 K-1名古屋】
前戦の判定に不満を漏らしたゲーオ
ゲーオ「中立な立場でジャッジしてほしい」
しかしゲーオが前回の試合について「個人的な意見ですと3Rで自分が勝っていたと思う。延長でも勝っていたと思う。もっと中立な立場でジャッジしてほしいと思った」と判定への不満を漏らし、当時のコンディションについて「前回は6カ月試合をしていなくて、体がなまっていたと思う。今回は実戦練習も含めてやっていきたい」と言うと安保は「今のコメントを聞いて言い訳っぽいと思った。6カ月空いたと言っているが、今回の試合も前回から6カ月空く。本戦で勝っていたとか延長でも勝っていたというが、負けた理由はつかんだから。ルールを守れていないから負けたのであって、そんな選手はチャンピオンにふさわしくない。僕は自分でも勝ったとも思っていないし、負けたとも思っていない。だから挑戦者だと思っている。今回、KOで勝って自分がチャンピオンだということを証明したい。今の言葉を聞いて特にそう思った」と一刀両断した。
そして安保は「距離感やフェイントというものは今までやったどの選手よりうまかったから自分は倒しきれなかった。それは認める」としながらも「振り返ってみると、大きく見すぎていた。次は1Rからがんがん前に出て、パンチをとにかく放り込んでいこうと思っている。確実にKOで倒すので、今、ゲーオ選手に言いたいのは“クリンチだけはするなよ”ということ。完全にぶっ倒す」と作戦まで明かしてKO宣言と同時にクリンチに関してのきつい一発をお見舞いした。