【インタビュー】BALLISTIK BOYZ、インパクト大のファーストシングル『44RAIDERS』をリリース



――5月のセルフタイトルのアルバムに続いて、初めてのシングル『44RAIDERS』がリリースされます。

加納嘉将(以下、加納):アルバム『BALLISTIK BOYZ』でメジャーデビューをさせていただいて、デビュー作は自分たちはこういうグループですという自己紹介的な作品でしたが、この『44RAIDERS』もまた自分たちにとっての名刺代わりの作品になりそうだと感じています。

日髙竜太(以下、日髙):改めてのね。

加納:名刺代わりでもあるし、自分たちの代表曲になると思っています。アルバムの曲とは違ったテイストで格好いい楽曲。ミュージックビデオも含めて、違った部分を見せられるのではないかなと思います。

海沼流星(以下、海沼):アルバムからこのシングルリリースまでの間に、先輩方たちと一緒にイベントやライブに出させていただく中で、自分たちのことを知ってくれる方が増えている感覚がありますし、このシングルで自分たちのことをより詳しく知ってもらえるんじゃないかなと思います。

砂田将宏:BOT(BATTLE OF TOKYO、7月開催)をやったり、いろんな夏のイベントやフェスに出させてもらって、本当に短い期間にいろいろ経験をさせてもらって、そんな経験を積んでからのシングルだからね。

――『44RAIDERS』の本格的な制作、例えばレコーディングだったりは、BOT後だってことですか?

砂田:そうですね。

――制作のなかで、どんなチャレンジやトライがありましたか?

日髙:メロラップっぽいところがあったりして、ボーカルチームはアルバムにはなかった歌い方や表現も取り入れているので、そこは新鮮に感じてもらえるのではと思います。もともと自分たちの引き出しのひとつとして持っていた部分ではあると思うんですけど、ラップチームと一緒に過ごしているなかで、彼らから受ける刺激や吸収する部分があり、その引き出しを自分たちの引き出しにできた感じはあります。

奥田力也(以下、奥田):僕は、これは個人的な部分にもなるんですが、ディレクターのアドバイスを聴きつつ、自分が思う“ああしたい、こうしたい”というところを反映できました。レコーディングもすんなりいった印象で、楽しんで制作ができたし、その良さが作品にも反映されたと思います。僕自身も引き出しも増えた感覚はあります。みなさんに早く聴いてもらえたらと思います。

松井利樹(以下、松井):僕は、スムーズだったのかなあ……。もっと行ける、もっと行けるって思うところがあって、何度か録り直しさせてもらいました。レコーディングって自分との戦いですね。

海沼:だから雰囲気作りはするよね。自分の世界に入れるように、あえて座って語りかけるようなキャラづくりをしたりもするし。やり方は7人それぞれあると思うけれど。