アジアン「女捨てず笑い取りたい！」早稲田大学「恋愛学入門」講座にゲスト出演

　冒頭、漫才から入った2人はいつもどおり演歌や名前いじりの漫才で教室に拍手と笑いを響かせた。その後、日本の恋愛学の権威でもある森川教授の司会に合わせ、学生たちの質問や恋愛相談に答えた。

　学生から「ジョークが得意なことで恋愛に役立つことはあるか」と質問され、馬場園は「例えば、初対面の男性にコミュニケーションを取る時に変な空気になることはないですね。人の話が面白くなくても、一回拾って、引き取って、変な空気にしないようにできるということかな」と回答。

　それに対し隅田は「でも、女性が笑わせると友達どまりになってしまうことも多いですよね。ふざけて笑い取ると女性として見られないのが悩み」と語った。

　対する馬場園は「でも女が笑いを取るときに、”女芸人だから女を捨てる”必要があるわけじゃないですよね。じゃあ男性芸人って、全員男捨てて、恥をかいて笑い取ってるかっていうと、そんなこともないじゃないですか。女だからって恥を捨てたり女を捨てたりしようとは思わないです。そういう風に漫才していきたいなあ」と語り、教室からは「おお〜」と賞賛する声が湧いた。

「男性芸人で一番付き合いたいと思った人とその理由」を聞かれると、揃って「千鳥のノブさん」と回答。「ノブさんは本当に、心遣いが素晴らしいんですよ。すごくよく気がつくステキな人です」と語った。

　さまざまな質問の合間にも節々に笑いを織り交ぜ、90分間の講義中何度も笑いが起こった。授業を聞いた学生も、「女性としてとてもステキだと思った」、「とてもかわいらしくて輝いていて、自分もあんな風に好きなことを仕事にできる女性になりたい」とアジアンを賞賛していた。