ヒロシ「山買ってときめいてる。今が青春!」新著発売でイベント
ヒロシはイベント前に取材に対応。出版の動機について聞かれると「オファーがなければ出せない!」と前置きしたうえで、「ヒロシといったらネガティブ。ネガティブって悪い言葉みたいですけど、それでもいいんじゃないかと思ってて。圧倒的に少数派に思われがちですけど、実は僕みたいな人のほうが多いんじゃないかと。こういう本を出さないかと言われたときは意外と売れるんじゃないかと思って、速攻でイエスと言いました」
「群れない、媚びない、期待しない」「独り身社会の処方箋」「つながらずに生きるのは、こんなにラクで素晴らしい!」……本書の帯にはそうしたフレーズが並ぶ。
「47歳で独身。40過ぎてまだ結婚しないのとか結構言われます。でも僕はなぜ結婚しなければいけないのと思って生きてきて、47になってその思いがなおさら強くなってきたんです。普通は結婚するよ子ども作るよというけれども、果たして本当にほとんどの人がそれをやっているんだろうかと。結婚ということに疑問を感じる人もいるんではないかという思いが強くて。そういう人向けに書いた。1人でも意外と大丈夫なんじゃないか、1人でも楽しいぞ俺はということを具体的に書いた」
「独り身で生き抜くための、ヒロシのサバイバル教本」。期待しないことをポイントのひとつにあげる。
「裏切られたとかいうけれども、人のことを信用しなければいい。人を変に信用するから裏切られたと勝手に思うだけなんです。僕は親友という言葉を使わないんです。友達ってその時の状況によって変わっていくものだと思っているから。例えば、親友だよねって僕は思っていても相手は思っていないかもしれない。でも、親友だよねって言ったら、とりあえず、うんっていうでしょ。そういうの。それを詳しく書いていますので読んでください」