林健太が“仮想ラウェイサンダー”に撃沈も本番に手応え【11・24 K-1】

調子に乗って仮想ラウェイサンダーを食らってしまいこの表情

「じりじり近づいてしっかり仕留める。いつもと変わらない」とKO決着を約束


 その後に行われた会見では「体は全身筋肉痛で、階段を上るのも下りるのもひと苦労なくらい疲労は半端じゃないんですが、その分、しっかり追い込めてるなという感じ」と仕上がりについては問題ないよう。

 金子対策については「この料理と面と向かって、今し始めたところ(笑)。対策しきれなかったけど」と話しつつも「対策というより自分を強くするトレーニングをしている。去年の12月の世界トーナメントの時はサウスポーのゴンナパー対策しかしていなかった。3月のタイトルマッチの功也君もサウスポー、8月もサウスポーの選手だったので1年通じてサウスポーとの練習しかしていない。対策というより普段通りの練習をしている感じ」と抜かりはないよう。

 異種格闘技戦のような趣の試合となるが特に怖さはないようで「どんな相手でもやることは一緒。じりじり近づいてしっかり仕留める。いつもと変わらない」と話し、「さっきの料理は1Rで仕留められなかったけど、僕の中ではしっかり倒しきっているイメージしかない。キックボクサーには両手両足という4つの武器があるんですが、今まで両手でしか戦っていなかったので、しっかりキックボクサーになって仕留めたい」とこれまではあまり見せなかったキックでの展開も考えているよう。

 ちなみにこの日の敗因は唐辛子だったようで「あの攻撃は見えなかった(笑)。1個食べたときはそんなに大したことなかったんですよ。それで3ついったらほんまに効きました。今日は見えなかったが、そういうイレギュラーなことがないように、しっかりと落ち着いてクレバーに戦おうと思う。今日はクレバーさに欠けた。いい教訓になった」と今日の練習にもそれなりの効果はあったよう。

 そして最後に「前回の試合はファンの方にも息子にも“ひやひやさせないで”とか言われたので、今回は圧倒的な勝利を見せます。期待していてください」とKO決着を約束した。
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