大阪大会の煽りVで大スベリの城戸康裕「大阪の悲劇を横浜の歓喜に」【11・24 K-1】
「今回は間違いない」と自信の城戸だったが…
「新しいもの好き」の“進化する36歳”を強調
現在36歳の城戸に対し神保は23歳。神保は正装が特攻服の新世代ファイターでかねがね年齢が上の選手と戦うときは「オヤジ狩り」と表現するなど今回の試合も世代交代が一つのテーマにもなっている。
しかし城戸は「“新しい世代だ”“世代交代だ”と言ってくる後輩たちを多分5世代くらい見ている(笑)。もう慣れっこです」と意に介さない。むしろ「新しいもの好きなんで、試合を見ていて、“この技、やばいな”と思ったらその日のうちにに練習している。パクリが大好きなんで」と“進化する36歳”を強調した。
世代交代の他に「中量級に火をつけろ」というテーマがあるのだが「火をつけなくてもいい。あんまり盛り上がらないでほしい。ひっそりとやりたい。盛り上がったら、みんな来ちゃうじゃないですか。だから“火、つけるな! 消せ消せ”という感じがいい。しっぽりとKO勝ちして“あんまり言うなよ”って感じ」とこの辺りも相変わらず。
城戸といえば試合前の煽り映像が売りなのだが、前回の大阪大会ではまさかの大スベリ。その分、今回の煽り映像に注目が集まるのだが、「撮り終えたので後は編集。今回は気合が入っていますよ。大阪大会であんなにスベるとは思わなかったんで(笑)。大阪では画面が見えなくて何をやっているのか分からなかったと言う人もいた。横浜アリーナではそこがしっかりしていれば、今回は間違いないかな」と自らハードルを上げる。