1日30食限定!長崎にこだわった特別な「ちゃんぽん」銀座に誕生

「波佐見焼」のちゃんぽんどんぶりで提供される

長崎へのこだわりが詰まったひと皿



 具材には卵をイワシのすり身で包んだ長崎名物の「龍眼」と呼ばれるかまぼこ。諏訪神社の祭礼「長崎くんち」の奉納踊りの龍の目に見立て、縁起を担ぐ「昇り龍」の意味合いも込められる。お正月などお祝いの際に食べられるが、卵をすり身の中心に入れるには技術が必要で、職人が少なくなっている現在では貴重な食べ物なのだとか。どんぶりは長崎の伝統工芸品「波佐見(はさみ)焼」の専用どんぶりを同店支配人が仕入れており、一つひとつ模様が違うのもまた楽しい。さらに国産野菜をふんだんに約250グラム使用し、魚介を含めてその季節の旬の食材が具材に投入される。


長崎の大浦天主堂をイメージしたノスタルジックな店内
 早速試食させていただいたが、雑味のない澄んだスープがベースになっているせいか、すっきりとやさしいまろやかな味わいが口いっぱいに広がる。麺は「リンガーハット」と変わらない自社工場製だそうだが、滋味深いスープに野菜と魚介の風味が合わさってワンランク上のひと皿に生まれ変わっている。卓上にはコショウと柚子胡椒が設置されており、柚子胡椒をかけて食べるのが記者のおすすめ。

 長崎に徹底的にこだわった一杯、銀座ランチの新定番にいかが? 平日・土曜ランチタイムのみの1日30食限定メニュー「銀ぶらちゃんぽん」は「長崎しっぽく浜勝 銀座本店」で13日より販売。
「長崎しっぽく浜勝 銀座本店」
【営業時間】ランチ:11〜15時(L.O.14時)、ディナー:平日・土17〜22時30分(L.O.21時)、祝日17〜21時(L.O.19時30分)
【定休日】日曜日
【住所】東京都中央区銀座7-8-7 銀座グリーン11F
【URL】https://www.sippoku.jp/ginza/
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