西京春馬「準決勝の江川戦にすべてをかける。決勝は気合」【11・24 K-1】

「2回もああなっちゃったらしようがない」と笑顔を見せた西京

「格闘技人生はそんなに長くない。いろいろなことに挑戦したい」


 また西京は先の会見で「K-1のベルトは通過点。新しい目標ができたので、優勝してそこに向けて頑張る」と発言。その新しい目標を目指すようになった心境については「格闘技人生はそんなに長くない。あと10年あるかないかと思っている。これから生活もかかってくるし、やっぱり好きなことをやっているうちに、いろいろなことに挑戦したいという気持ちが最近強くなってきた。自分がやりたいように生きたいですね」と話し「海外でやりたいという気持ちは結構強いかもしれない」などと続けた。

 その目標もトーナメントで優勝してこそ。西京は「まずは目の前の試合が一番大事。優勝しないとこんなことは言っていられないので、しっかり目の前の試合だけに集中します」と気を引き締めた。

 西京は2018年に行われた「第2代フェザー級王座決定トーナメント」でも優勝候補にあげられ、決勝に進んだものの試合序盤に足がつるというアクシデントで敗れている。それを踏まえ「(ベルトを獲る確率は)70%くらい(笑)。前回も絶対優勝できると思っていたのに、決勝でああいうことがあった。トーナメントは何が起こるか分からないので、油断はできない」と言いつつも「決勝で2回もああなっちゃったらしようがない(笑)。(トラウマは)ないですね。大丈夫です」と笑顔を見せた。
<<< 1 2 3