城戸康裕が「ドーピング問題」に一石「来年からやりたい」【11・24 K-1】

勝利後のリングで城戸の口からまさかの提言が飛び出した(撮影・堀田真央人)

試合後のリング上で「ドーピングをやっている選手がいてはいけない」


「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~よこはまつり~」(11月24日、神奈川・横浜アリーナ)に出場した城戸康裕が勝利後のリングで「ドーピング問題」について一石を投じた。

 この日は「世代交代」がテーマとなった試合で神保克哉をKO勝ちで返り討ちにし、試合後のマイクではいつもの城戸節で煽り映像がすべらなかったことについてホッとした表情を見せた。

 しかしその後、一転真面目な表情で「ひとつ言いたいことがあります! 来年、東京オリンピックが開かれます。K-1は、なんならオリンピック競技になるくらい盛り上がっている団体。そこで一つ言いたいことがある。今現在、K-1はドーピングチェックをやっていません。“(ドーピング)やってる奴いるな”と自分は勝手に思ってます。自分は体育大卒で、アスリートを長くやっているから“明らかにこいつのパンチがおかしい”と分かります。この中にそういう選手がいてはいけないと思う。これは武尊とよく話をするんですけど。ドーピングチェックはお金がかかるんです。だから日本の立ち技の団体でやってるところほぼない。それでUFCとかに行って、ダメになった選手がいる。来年からドーピングチェックをやりたいと思います。そのためのスポンサーを見つけてきました。それ以外にもお金がかかったりするので、スポンサーのみなさん、正々堂々とした戦いをしたいので、みなさんよろしくお願いします」とドーピング問題に一石を投じた。そして「健全なK-1を!」とアピールしてリングを降りた。
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