武尊が「五輪イヤーにみんなが望んでる試合を実現させたい」【11・24 K-1】
村越(左)のパンチがガードの隙間からヒット(撮影・堀田真央人)
序盤は村越のテクニックに手こずるも3Rにラッシュ
2Rになると前に出る武尊に村越が左ミドル、左ハイをヒットさせる。武尊の右フック、右ストレートと徐々にパンチを当てていく。なおもプレッシャーをかけ前に出てパンチを放つ武尊を村越はプッシングや組み付きで止めるが、強くなる武尊のプレッシャーに徐々に手を焼く展開に。
武尊はなおもパンチを当て、笑みを浮かべて村越に向かっていく。
3RになるとKOを狙う武尊は村越の前蹴りを受けても下がらず、より一層プレッシャーをかけて前に出ていく。村越はアッパーもまじえ、反撃し激しい打ち合いとなるが、やはりここまで強烈なプレッシャーを受け続けてきた村越の動きが徐々に落ちていく。
最後は武尊が猛ラッシュをかけたまま試合が終わった。
3Rのゴングが鳴ると首を振りながらコーナーに戻る武尊。
判定はジャッジ1人が29-29としたものの、2人が30-29で武尊を支持。武尊が8カ月ぶりの復帰戦で判定ながら勝利を収めた。