江川優生が3連続1RKOでトーナメントを制す【11・24 K-1】
江川は決勝もボディーブローで相手を悶絶させた(撮影・堀田真央人)
決勝ではムエタイの危険な18歳を1RKO
「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~よこはまつり~」(11月24日、神奈川・横浜アリーナ)で行われた「K-1 WORLD GP第3代フェザー級王座決定トーナメント」で江川優生が決勝でジャオスアヤイ・アユタヤファイトジムを1RKOで破って王座を獲得した。
江川は現在、K-1 KRUSH FIGHTフェザー級王者に君臨。優勝候補の筆頭に挙げられる中、1回戦から3試合連続1RKO勝ちという圧倒的な強さでトーナメントを制した。
決勝ではムエタイの二大殿堂の一つ、ルンピニースタジアムで活躍する18歳の新星ジャオスアヤイ・アユタヤファイトジムと対戦。
ジャオスアヤイは1回戦で安保璃紅に1R1分18秒でKO勝ち、しかし準決勝では卜部弘嵩と延長にもつれ込む熱戦を繰り広げ、決勝に勝ち上がってきた。
江川に比べ消耗はしているものの、18歳とまだまだ若く、安保を実質KOした飛びヒザといった危険な技をもつ強敵だ。
しかし江川は1R開始早々にジャオスアヤイをロープに詰めるとパンチの連打。ボディーへの連打で動きを止めると追撃のラッシュでジャオスアヤイは弱々しくしゃがみ込みダウン。