EXILEのTETSUYAが踊る学長に! EXPG高等学院を4月開校、N高とタッグ



 EXPG STUDIO BY LDHを運営する株式会社expgと学校法人角川ドワンゴ学園 N 高等学校が業務提携し、インターネットを活用した通信制高校であるN 高等学校で高校卒業資格を目指しながら、GENERATIONS from EXILE TRIBEを筆頭に数々のアーティストを送り出しているEXPG STUDIOの専門教育が受けられる。同校では、演出家やコレオグラファー、インストラクターを筆頭に、「ダンスを仕事にしたい」人たちを応援する。

  TETSUYAは同校の学長を務める。「これまでアーティストを輩出すること第一目標においてやってきた。今回は、ダンスを通じてアーティストになりたい、だけれどアーティストになれなかった、またダンスをやめてしまったり……そういう子がいるのはすごく悲しいことだと思う。僕は今、コーヒー屋さんをやらせていただいているんですが、踊るコーヒー屋さんという肩書きができた。このお話があって、踊る学長にもなった。ダンスのライブ制作をする人、カメラマンになる人だとか、全部ダンスでつながれる仲間たちを輩出できたら」




 修業年限は3年。1年目は週3日通学する。初年度は、ダンスレッスンはもちろん、アーティストやダンサーといったすべてのエンターテイナーに必要な体づくりをトレーニングする「PCPトレーニング」、TETSUYAが監修した「E.P.Iトレーニング」などを行う。また、各業界のトッププロを招いて行う特別講義やレッスンも。TETSUYA自身も「年何回かは講義を行う予定」だという。

 2年以降は、ステージ演出、コレオグラフ、サポートダンサー、インストラクター(コーチング)などのレッスンやカリキュラムが追加され、3年目では現場研修などのカリキュラムが入ってくるという。



 夏野理事は「EXPG STUDIOに所属している16、17、18の子たちってダンスに対してのコミットメントが高い子たちだと思う。それを突き詰めるために高校卒業の資格をあきらめるというのはもったいない。何かをあきらめなくても両方手に入れられる。やりたいことが見つかっている子でも学校教育をきちんと受けられる環境を作れたらと思う」。

 神田は「ダンスをやっている子たちにはダンスを仕事にしたいというのがある。パフォーマーになりたい、インストラクターになりたい、バックステージをつくりたいとかいろんな思いがあって、それをいち早く学びたいと。これまでもいろんな選択肢がありましたが、今は高校卒業を目指しながら、いち早く学ぶという環境が整った」と、話した。

 2020年4月に、東京、大阪、愛知で開校。定員は各キャンパス30名。出願期間は第1回募集が2019年12月16日~2020年1月10日まで。12月から体験入学を行う予定。

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