新時代に求められる概念。分断をまたぐ「ピースコミュニケーション」を広めよう
冒頭、堀は「香港を取材するなか、現場のファクトが伝わらず情報戦で広がったイメージに多くの人が左右される状況を見ました。イメージ先行の社会は人々の余計な疑心暗鬼、排斥や排除を生むもろさを持っていると感じ、改めて原画のファクトの価値を感じています」と話し、世界のさまざまな場所で起きている分断に立ち向かう“ピースコミュニケーション”という新しい概念を紹介。“ピースコミュニケーション”を提言するBEYOND 2020 NEXT FORUM発起人代表の一木氏は「SDGs目標にはさまざまなものがあるが、平和な日本が率先してできることもある」と“平和”と“コミュニケーション”の融合の必要性を語ると堀も「平和=ピースという言葉さえ人によって意味するものは違い、次の分断や対立を生んでいく。平和には細かいコミュニケーションが確かに必要」と賛同。