「失敗を糧にできる」若者を育むために日本の社会ができることとは
失敗を糧にするというテーマについて、失敗は大切なことだと認識することがまず大事だと言う鈴木氏は「私のゼミでは常に“板挟みと想定外と修羅場に遭え”と言っています。そういった経験をしないと、困難な局面に直面したとき未知なるものと向き合うことができない」と話した。
アメリカ・ボストンにある、起業家教育に特化し世界的評価を得ているバブソン大学で教壇に立つ山川氏は「バブソンでも“心地よい場に成長はない”と教えています。私は大学で“失敗”についての講義を行っており“失敗学の先生”などと呼ばれているのですが(笑)、講義では失敗がなぜ大切かということを生徒たちに伝えています。失敗とは学習の機会、成長する機会になるもの。失敗した場合のほうが気づきは多いんです。ただ、失敗した経験を頭の重しにしてしまうと、どんどん沈んでしまうけれど、成功者はそれを階段にして上っていく。アメリカ人はそうやって失敗を糧に自己を高めていくので、失敗から立て直したことを誇りにする。それが社会の、失敗に対する寛容度にもつながっていると思います」と語った。
アメリカ・ボストンにある、起業家教育に特化し世界的評価を得ているバブソン大学で教壇に立つ山川氏は「バブソンでも“心地よい場に成長はない”と教えています。私は大学で“失敗”についての講義を行っており“失敗学の先生”などと呼ばれているのですが(笑)、講義では失敗がなぜ大切かということを生徒たちに伝えています。失敗とは学習の機会、成長する機会になるもの。失敗した場合のほうが気づきは多いんです。ただ、失敗した経験を頭の重しにしてしまうと、どんどん沈んでしまうけれど、成功者はそれを階段にして上っていく。アメリカ人はそうやって失敗を糧に自己を高めていくので、失敗から立て直したことを誇りにする。それが社会の、失敗に対する寛容度にもつながっていると思います」と語った。