髙田延彦「ケイプ戦は海にとってそんなにイージーな試合じゃない」【12・31 RIZIN】
海vs天心戦については…
今後の海vs天心戦の実現の可能性についても言及
江幡塁とのキックボクシングルールでの試合が決まった那須川天心については「個人的にはいろいろな可能性を見てみたいという思いがある。あそこまで、他の人が持っていないポテンシャルを持ち合わせているファイターだし、ましてや二十歳という若い選手なので、リスクを冒して新しいことにチャレンジしてもらいたいという思いは率直なところはあった。相手も強いと聞いているが、キックボクシングの試合であれば、彼のホームグラウンド(RISE)で見ることができる。RIZINでしか見れない那須川選手のファイトを見てみたいという思いはあった。非常にデリケートで難しい問題だとは思うけどね」と話した。
今年の夏に海が堀口を破った後、そして大晦日の試合を堀口が欠場するニュースが流れた時に「海vs天心」を待望する声がSNS上でも上がったのだが、このカードの実現については髙田は「去年の9月に堀口選手がキックルールで天心選手に挑んだ。あれは一瞬、我々も有頂天になってしまって、堀口選手の男気に乗っかった感じになったが、本当はああいう試合はやるべきではなかったなと思う。ルールが片方のルールに偏ってしまっていた。この2人を戦わせるにしても、ああいう偏った戦いはやらせるべきではない。もし百歩譲ってやってもらうのであれば、極力、平等に近いルールで両方が戦えるような、そういう環境をイベント側が責任を持って作らなければいけない」などと実現に向けてはルール問題がハードルになるという個人としての見解を示した。
そして「深い事情は知らないが、このカードは消滅して実現はしなかった」と話した。