対戦アピールのレオナ・ペタス「武尊選手は逃げているのかな?」【12・15 K-1 KRUSH】
格上相手に勝利を収め笑顔の菅原
菅原美優は美容師とキックボクサーの二刀流を目指す
第2試合で行われた女子アトム級戦でC-ZUKAに3-0の判定勝ちを収めた菅原美優は「初めての本戦でしたが、今までで一番落ち着いて試合に臨めて、3Rちゃんと考えながら試合ができたかなと思います」と試合を振り返った。
C-ZUKAは高梨knuckle美穂と第2代K-1 KRUSH FIGHT女子アトム級王座を争い、他団体でタイトル獲得歴もある選手。デビュー1年の菅原にとっては格上相手の大きな勝利だった。この1年の成長については「今回の試合で急にというわけではなくて、この1年でいろいろなことを学べたかなと思う。デビュー戦では行き過ぎて疲れることを勉強して、2戦目ではプロの厳しさを学んで、3戦目では近い距離の戦い方を勉強して、4戦目は距離の遠い選手とやって今までにない戦い方を勉強した。1年を通していろいろなことを勉強したと思います」と話した。
昨日は同門でK-1グループの女子を引っ張る存在であるKANAがセコンドについた。KANAは12月28日に行われる名古屋大会を控える身。そんなKANAからは試合後に「今までで一番ほめてもらいました(笑)。KANAさんにバトンをつなぐということが自分の中で大きなモチベーションだった。試合前の忙しい時にセコンドについてもらって、試合前もいっぱいサポートしてもらった。だからKANAさんに褒めてもらって、勝ったことを喜んでもらえて良かった」と笑顔を見せた。
今後については「ベルトが欲しいという目標はあるが、そんなに焦ってはいない。今は練習環境も整えられてはいない。来年は学校を卒業するので、練習環境を整えるところから始めて、ちゃんと練習時間を取って、そこからいろいろな選手と試合をして経験を積んで、少しずつステップアップしていつかベルトに挑戦できたらと思っています」と話した。
菅原は現在、美容師を目指しているのだが卒業後については「両方やろうと思っている。サロンワークはするつもりでいる。結構悩んだんですが、応援してくれている方が練習環境を整えながら、美容師をできる環境を作ってくださった。美容師をしながら格闘技をできる人はあまりいないと思うので、そんな貴重な体験ができるなら両方を一生懸命やりたいと思っています」と美容師とキックボクサーの二刀流を目指すことを明かした。