高齢化ニッポンを救うカギ? 次世代ライフサイエンス



 第二部では早稲田大学人間科学学術院准教授の三浦哲都氏、株式会社アノマリー代表取締役会長兼CEO神田勘太朗(前カリスマカンタロー)氏、株式会社白寿生科学研究所取締役副社長・原浩之氏が登壇。「ダンスと健康・未病」をテーマに、ダンスがもたらす健康・未病への影響などについて語り合った。ダンスを研究している三浦氏は「ダンスでもたらされる身体的な変化のほかにも、一緒にダンスを踊ると社会性が高まるという心理作用がある」と、相手の動きに自分も合わせてしまう“引き込み”という現象を紹介。神田氏は「ダンスはする側も見る側も脳が心地よくなる」。原氏も「治療のための薬で胃が荒れるので胃薬がついてくるようなことがあるが、本来は薬が必要となる前に、本来の治癒力を高め未病を保つことが望ましい」と話した。

 これにて全5回のフォーラムは終了。2020年3月23日に総合フォーラムが開催される予定。
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