飯野タテオが牧ヶ谷を完封し判定勝ちで4連勝【12・22 修斗】
飯野(上)はグラウンドでも牧ヶ谷を圧倒(撮影・堀田真央人)
「言いたいことがあった」ものの判定勝ちに「まだ発言権がない」
2Rも飯野は打ち合いからタックルを決め。テイクダウンに成功。ガッチリとポジションをキープするとコツコツと、時に大きなパウンドを交え牧ヶ谷を削っていく。飯野は1R同様、蹴り上げに手こずる場面もあり、フィニッシュこそできなかったが、危なげない試合運びで判定勝ちを収めた。
飯野は試合後のマイクで「自分は一応、世界ランキングに入っているが、このストロー級という階級で起こっていることについて気になっていることがある。言いたいことがあったが、自分にはまだ発言権がないと思うので、目の前の一戦一戦をしっかり勝っていく」などと話した。
ストロー級は世界王者の猿田洋輔が12月に王座を返上。それに伴い来年1月26日の後楽園大会で小巻洋平と箕輪ひろばの間で王座決定戦が行われることになっている。