スーパー・ライト級王者・鈴木勇人が佐々木大蔵とK-1横浜大会のリベンジマッチ【2・24 Krush】

リベンジを誓った鈴木勇人

鈴木は前戦振り返り「とにかく情けなかった」


 3カ月でどれだけ差を縮められるかという問題については「今までは左ミドルだけでチャンピオンになれたと思っている。でもそれだけでは今後は勝てないということは身に染みた。今まではなんだかんだ勝ってこれた部分があった。今まで自分を見つめ直す機会がなかった。前回負けたことで、それではダメだということが分かった。今はトレーナーと一緒にいろいろなことを考えながら頭を使って練習している」とリベンジに向けての練習には余念がないよう。

 前回の佐々木については「イメージは越えていた。予想外のことが自分の中で起きてしまって、自分のペースがつかめなかった。自分の良さが消されてしまった。“叩き上げのテクニシャン”というキャッチフレーズがついているだけあって、本当にうまいなとは試合中に感じていた」などと話した。そして「とにかく情けなかった。名誉挽回ではないが、“鈴木はこの程度なんだ”と思っている人もいたと思う。でも自分はこの程度で終わるつもりはない。佐々木選手にリベンジして壁を越えたい」と雪辱への強い思いを見せた。