カンヌ最高賞受賞の韓国映画『パラサイト』来日会見で監督・主演が日本語ツッコミ
韓国映画『パラサイト 半地下の家族』の来日記者会見が26日、都内にて行われ、ポン・ジュノ監督と主演のソン・ガンホが登壇。ときおり互いに日本語で“ツッコミ”を入れながら13年ぶりとなる2ショット来日の喜びを語った。
今年、第72回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞し、世界的な大ヒットを記録中。ゴールデングローブ賞、アカデミー賞受賞の期待も寄せられている。
半地下住宅で暮らす全員失業中のキム一家。長男ギウが、高台の豪邸で暮らす裕福なパク一家に家庭教師として雇われたことをきっかけに“パラサイト”していくが、事態が思わぬ方向へ発展していく。
世界的な高評価にポン・ジュノ監督は「いつも通りすばらしい俳優さんと映画を撮ったら、思わぬ騒ぎになっていた。私にとっては楽しい騒動。日本でもそんな騒動がおきてくれたらうれしいです」と喜びを見せ、ソンも「他の監督とも来日しているのに、皆さんポン・ジュノ監督がお好きなようで監督と来ないとあまり愛されない。今回は一緒なので愛される準備もできてます(笑)」と茶目っ気たっぷり。