前回の敗戦でまた進化。山本美憂「失敗から自分の長所が見えてきた」【12・31 RIZIN】
記者の質問に笑顔で答える美憂
「浜崎さんと一緒に練習できてうれしくてしょうがなかった」
この日は髪を青く染めて会場に現れたのだが「今回の私の試合着がマーブルでレインボーチックなので。なんだろう? マーメイド的な(笑)。というかそういう感じにトータル的になった。今までいろんな色にして、今回は何色にしよっかなって思ったがグリーンとか青系がなかったので、初の赤コーナーなんですけど頭は冷静でいられるようにとクールな色にしました。こんな色にしたことなかったので、子供たちはびっくりしましたけど、アニメっぽくて好かれています(笑)」
練習拠点をグアムに置いている美憂だが、今回は日本をベースにトレーニングを続けたのだが「どこにいても自分が練習に対して100%なのは一緒。今回は立ち技を集中的にやったのとAACCの阿部コーチのもとで女子の選手と組ませていただいたので、ちょっとグアムとは違う練習だった。(AACCの練習は)最初は浜崎さんと一緒にできるということでうれしくてしょうがなかった。一つ一つ細かくではないけど体型が同じ女子選手と組んで総合的に動きや力を体で感じることができた。男子選手とは違いますね」などと練習の手ごたえを語った。
立ち技を集中して練習してきたことについては「自分のレスリング、タックルでよりよく効果的に攻められるようにするには、立ち技ができていないと前回みたいに何もなく焦っていきなり入るバレバレのタックルが多くなってしまう。立ち技でも自分が有利に持っていけてそのチャンスでタックルに入るような選手になりたいと思っている」と自分の得意なタックルを生かすためであると話した。