1・25「e日本シリーズ」はロッテvs巨人【eBASEBALL プロリーグ】
セ・リーグは巨人がヤクルトを下した
セは巨人がリーグ優勝のヤクルトを圧倒
続いてセ・リーグの優勝チームのヤクルトと巨人が対戦した。
第1試合のオーダーはヤクルトが高良匡史、藤本洋介、大川泰広、巨人が舘野弘樹、吉田友樹、坂東秀憲。
ともに序盤に強打者を配置し、先行逃げ切りを狙うオーダーとなったが対照的な結果となった。
初回、巨人の舘野がビヤヌエバの2ランで先制すると吉川のタイムリー、炭谷の2点タイムリーで一挙5点を先制。その裏、ヤクルトの高良はバレンティンのソロで反撃するが、それも束の間。舘野は2回表に坂本のホームランで再び5点差にするとレジェンドOBの松井秀喜にもホームランが飛び出し7-1と突き放す。
しかし2番手の藤本と吉田の対戦になると一転、投手戦に。藤本が強打の巨人打線をゼロに抑えると6回裏には村上のホームランとタイムリーで2点を加え。3-7と追い上げる。
しかし3番手の大川と坂東の対戦になると再び巨人打線が爆発。ビヤヌエバと松井のホームランで9-3と突き放すと、8回にも1点を追加し10-3と大量リード。そのまま8、9回と抑え切った巨人が先勝した。
第2試合はヤクルトが大川、加藤誉士典、高良、巨人が高川健、舘野、吉田。
ヤクルトのキャプテンである大川は昨年、西武で日本一を経験し、今年は昨年最下位だったヤクルトを優勝に導き「優勝請負人」とも称される存在。後がないこの2試合目、ヤクルトは大川で勢いに乗る作戦だったが、3回が終わってまさかの0-0。
2番手の加藤と舘野の対戦となると、4回表、舘野はいきなり坂本のホームランで均衡を破ると、ビヤヌエバにもホームランが飛び出し2点を先制。ヤクルトの加藤は再三チャンスを作るもあと一本が出ず無得点。しかし強打の舘野を4回の2点に抑え、3番手の高良につなぐ。
8回表の巨人の攻撃ではライトのバレンティンがセカンドランナーをホームで刺殺すると会場が大きく沸いた。
このスーパープレーで勢いづきたかったヤクルトだったがその裏の攻撃は三者凡退。9回表には巨人の吉田にタイムリーを重ねられ4点を献上し万事休す。6-0で巨人が勝利を収め、2連勝でe日本シリーズ進出を決めた。