ゴンナパーが横山に判定勝利で2度目の防衛。K-1王座への挑戦を表明【1・25 Krush】

試合中盤になるとゴンナパーの左ミドルが的確に横山をとらえ始める(撮影・小林郁人)

試合終盤はゴンナパーが主導権


 2Rに入っても横山のスピードは衰えず。しかしゴンナパーもその圧力をより強め、前へ出る。打ち合いとなり横山が左フックをヒットさせるが、ゴンナパーは倒れない。

 横山がバックブローを放つが、ゴンナパーはこれをガードすると左ストレート。この一発が効いたか横山は足こそ止まらないものの手数が減ってしまう。

 3Rはゴンナパーが前蹴り、左ミドルからパンチをにつなげ横山を追い込んでいく。横山もカウンターで左右のフックを当てていくが、頑丈なゴンナパーは構わず前へ出て距離をつぶしていく。ともに決定打を放てないまま、3Rが終了。ジャッジは1人がドローとしたものの、2人がゴンナパーを支持。ゴンナパーが2度目の防衛を果たした。

 ゴンナパーは試合後のリングでK-1のライト級王座への挑戦をアピール。試合後の会見でも「左手にKrushのベルト、右手にK-1のベルトというのが自分の夢。可能であれば3月にでも、そういう試合ができればと思っている」などと再度アピールした。