ゴンナパーが横山に判定勝利で2度目の防衛。K-1王座への挑戦を表明【1・25 Krush】
里見(左)の左ストレートがクリーンヒット(撮影・小林郁人)
里見がミャンマーラウェイ王者の金子にKO勝ち
この日はタイトル戦のほかにライト級の試合が2試合組まれた。
第6試合では里見柚己と金子大輝が対戦。里見が3Rに3つのダウンを奪い、KO勝ちを収めた。
里見は若手のホープとして期待されながらも2連敗中で再浮上をかけた一戦。
金子は「地上で最も過激な立ち技格闘技」といわれるミャンマーラウェイで日本人として初めての現地チャンピオン。昨年11月のK-1横浜大会でライト級王者・林健太との王者対決でK-1グループ初参戦。敗れはしたものの独特のファイトスタイルで期待を高めたが、早く勝利が欲しいところだった。
試合は1R、金子が右ジャブで里見をぐらつかせ、鼻血を出させるなど優勢に試合を進めたかに見えたが、2Rになると里見のパンチが当たり始め、終盤には後ろ回し蹴りがヒット。これで金子の動きががくっと落ちる。
3Rに入ると勢いを増す里見の前に押され気味の金子は打ち合いに持ち込むが足がもつれて倒れたところをダウンとジャッジされてしまう。立ち上がってなおも里見に向かう金子に、里見は後ろ回し蹴りで2度目のダウンを奪うと最後はまたも後ろ回し蹴りからパンチの連打で3度目のダウンを奪いKO勝ちを収めた。