山崎秀晃が堀井翼を1RKOし「Krush、愛してます」【1・25 Krush】

山崎の左ハイが堀井を襲う(撮影・小林郁人)

1Rに3度のダウンを奪い完勝


「Krush.110」(1月25日、東京・後楽園ホール)で第4代Krushスーパー・ライト級と第3代Krushライト級王者の山崎秀晃が約4年2カ月ぶりのKrush参戦を果たし、堀井翼を1RKOで下した。

 山崎はKrushの大会名とロゴが今大会から復活することもあって、昨年の12月大会で出場を志願。その場で対戦相手を公募したところ、いの一番に堀井がSNSで立候補。今回の対戦が実現した。

「GOLDEN FIST」の異名をとる山崎に対し、堀井は自らを「股間王=GOLDEN BALL」を名乗り対抗。カード発表会見から独特のペースで山崎を挑発するが、山崎は動じることなくこの日を迎えた。

 試合は1R、堀井が左ハイを放つと山崎も左ハイを返す。山崎は素早く距離を詰め強烈なボディーフックを打ち込むが、堀井もカウンターの右ストレートで山崎をぐらつかせる。堀井はカウンターを狙うが、山崎はそれを許さず右ストレート一発で最初のダウンを奪う。

 立ち上がった堀井は果敢に打ち合いに臨むが、右ストレートからの左フックで2度目のダウンを奪う。

 ここも立ち上がった堀井だったが、山崎が左フックで3度目のダウンを奪いKO勝ちを収めた。

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