結成20周年の千鳥「今までやってきたことが20年目もできたら幸せ」
イベントは、千鳥にも、報道陣にもサプライズ尽くしだった。フラッシュがたかれるなか呼び込まれて登場したノブは「みんな聞いてください、こういうのがあるって一切聞いてなかったんですよ。今日は『いろはに千鳥』(テレビ埼玉)のロケがあるんで、その集合場所にいたら、拉致されるようにここに連れてこられた……本当の記者さんですか?」。大悟も「本当に分かってないんですよ」と、眠そうな顔だった。
番組は、千鳥が旅するように全国各地を訪れて、味わい、感じ、リポートする。地元の人なら誰でも知っているローカルスターが案内役となっておもてなしする。
イベントでは、配信済みの選りすぐりのご当地グルメのなかから、トップ3を決めた。番組にも出演した茨城のロコスター、ジェームス英樹のMCでランキングを進めた。「3位の発表です」と促されてそれぞれ数字をつけて理由を示しながら発表。それを終えたとたんにジェームス英樹が「理由をお聞きしましょう」と確認するため千鳥の2人がそれぞれ再度説明をするという独特なシステムで、会場には笑いが広がった。2人は「全部おいしい」と言いながらも選び、それぞれの1位はノブが「骨付きカルビ」(福岡・骨付きカルビーの店 げん氣亭)、大悟は「塩パン玉子サンド」(沖縄・むとう)だった。
2月からスタートする新シーズンでは鹿児島を訪れる。ノブは「次に家族旅行に行くなら鹿児島に行こうと決めたぐらい、美味しいものとか、桜島の風景とか、人の優しさとか本当に良かった」。大悟も「本当においしかった。鹿児島といえばというものとか、少し外れたものとか。王道じゃないのも行っていて、こんなに美味しいのかと。鹿児島恐るべし」。鹿児島では以前志村けんの付き人をしていた「僕で言うところの兄弟子」(大悟)との共演もあるという。
大悟も「ローカルスターさんにお任せしているので、僕もノブも旅行しているような感覚でやっている。出てくるご飯屋さんが本当においしい。旅行に行く参考になると思う」と、PRした。