佐々木洵樹が初防衛戦でK-1トーナメント3位の強豪ババヤンと対戦【3・28 Krush.112】

対戦が決まった晃貴(左)と吉岡ビギン

晃貴が吉岡ビギンを相手に再起戦


 一方、佐々木に敗れ、王座を失った晃貴が吉岡ビギンを相手に再起戦に臨む。

 吉岡は昨年11月の大阪大会でKrush初参戦。晃貴、椿原龍矢らにも勝利しているバンタム級のトップファイターである蒼士を破り、今回の晃貴戦を勝ち取った。

 吉岡は「今回、K-1グループで2戦目という少ないキャリアの中でバンタム級の頂点に立ったことのある晃貴選手と拳を交えることができて、うれしく思う」、晃貴は「前回、ベルトを失って、今回は勝たなきゃいけない試合。どんな試合をしてでも勝ちに行きたい」などとそれぞれ挨拶。

 吉岡が「晃貴選手は身長が低いがそれをものともせずに大きい選手にがつがつ行くプレッシャーとスピードとパワーがある。すごい強い選手」と言えば、晃貴も「吉岡選手は攻撃力もテクニックもありそう。面白い試合になる」と応じ、互いに「激しい盛り上がる試合になる」と口をそろえた。

 また晃貴は「悔しかった。早くベルトを取り返したいという気持ちで練習している。常に練習はみんな以上にやるという気持ちでやってきた。K-1のトップファイターになりたいんで意識が変わった。食事なども意識するようになった」などと王座陥落を経験し、大きく意識が変わったことを明かし「しっかり勝ってインパクトを残して、ベルトとK-1出場に向けしっかりアピールできるように頑張りたい」と話した。

 一方、吉岡は「前チャンピオンと対戦できるのは僕にとってはおいしいこと。王座挑戦権が獲得できるようにインパクトのある試合をして、そのままチャンピオンになれるように頑張りたい」とKrush王座獲りへの意欲を見せた。
「Krush.112」(3月28日、東京・後楽園ホール)
〈1月31日発表のカード〉
◆Krushバンタム級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
(王者/日本/POWER OF DREAM)佐々木洵樹vsサンベル・ババヤン(挑戦者/アルメニア/Black Bull)

◆Krushバンタム級/3分3R・延長1R
(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)晃貴vs吉岡ビギン(team ALL-WIN)

◆Krushバンタム級/3分3R・延長1R
(WSRフェアテックス西川口)聖也vs提髪和希(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)

◆Krushフェザー級/3分3R
(優弥道場)水津空良vs立基(K-1ジム目黒TEAM TIGER)

◆Krush女子アトム級/3分3R
(K-1ジム大宮チームレオン)谷田美穂(K-1ジム大宮チームレオン)vs加藤りこ(K-1ジム五反田チームキングス)
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