バカリズム×夏帆×佐藤玲 架空OLたちのあの「日常」をそのままスクリーンで! 映画『架空OL日記』
銀行に勤める1人のOLが、日常の出来事や日々のキモチを書いていると、誰もが思い込んでいたとあるブログ。実は著者の正体は芸人=バカリズム。正体が判明するやネットで驚愕の嵐が吹き荒れ、そのブログを書籍化した「架空OL日記」、その連続ドラマ作品でファンはさらに拡大。そしてこの度、ついには映画化! ドラマの空気感、温度感がそのままスクリーンへ持ち込まれるという、まさにファンが待ち望んでいた劇場版に向け“架空OL”たちが意気込まない? ゆるトークを展開!
バカリズム
撮影現場でも発揮された鋭い観察眼!?
銀行OLの「私」がつづる日常があまりにもリアルで、著者の正体が判明したときはその観察眼の鋭さは“狂気”とまでいわれた「架空OL日記」。ドラマ版から、バカリズムが演じる「私」の同僚役を務めてきた夏帆と佐藤玲も、撮影現場でその観察力を目の当たりにしたとか。
夏帆「バカリズムさんの作品を見ていると、本当にすごくいろんなことを見てらっしゃる方なんだなと感じるんです。といっても普段から“見透かされているんじゃないか”とビクビクしながら会話しているわけではありませんよ(笑)」
佐藤玲(以下:佐藤)「撮影のとき、夏帆さんが演技しているときにバカリズムさんが“女優・夏帆。今、彼女は…”ってナレーション風につぶやいていらっしゃって。まるで『情熱大陸』のようなナレーションを、その場でいきなり言えたりするってすごいなと思っていました」
夏帆「それ玲ちゃんのときもやっていましたよ(笑)」
佐藤「えっ、そうなんですか(笑)」
バカリズム「やってましたね(笑)。あれはただ、その場にいるみんなを楽しませようと思って、茶化すわけじゃないですけど、勝手にそれっぽいナレーションをつけていただけなんですけど」
夏帆「その場で出てくるのがすごいです(笑)。それと、バカリズムさんは“これはなぜこうなったのか”とか“なぜこうなっているんだろう”といったことを常に考えていらっしゃる方なんだな、とお話していて感じます。私だったら流してしまいそうなことでも“これは何なのか”をきちんと考えようとするというか」
バカリズム「論理的に解決せずにはいられないんです。お医者さんにも“そういう脳だから”と言われてるんです。左脳と右脳の割合が6対4くらいらしく、どんなことでも理屈で解決せずにはいられない性格なんですよ」
佐藤「なんか分かります(笑)」